男子テニスのコロンバス チャレンジャー(アメリカ/コロンバス、室内ハード、ATPチャレンジャー)は23日、ダブルス決勝が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場する
トゥロター・ジェームズ/ R・キャッシュ(アメリカ)組が第1シードの
G・アンドレオシ(アルゼンチン)/ H・ハック(メキシコ)組を6-4, 2-6, [10-7]のフルセットで破り、優勝を果たした。トゥロターにとってはチャレンジャー大会のダブルス初タイトルとなった。
>>西岡 良仁vsシュトルフ 1ポイント速報<<>>日比野、シフィオンテクら東レPPO組合せ<<24歳のトゥロターは今大会、シングルスにも出場。予選を勝ち抜き本戦入りすると1回戦で第3シードの
E・ゴメス(エクアドル)を6-0, 4-6, 6-3のフルセットで撃破。しかし、2回戦ではワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク449位のC・キングスリー(アメリカ)に敗れた。
そしてダブルスでは22歳のキャッシュとペアを組み出場。1回戦ではM・ヘールツ(ベルギー)/ V・キルコフ(アメリカ)組を6-3, 6-4のストレートで、準々決勝では第2シードのW・ブランバーグ/ L・マルチネス組を7-5, 6-3のストレートで、準決勝では第4シードのT・スクールケイト(オーストラリア)/
A・ウォルトン(オーストラリア)組を4-6, 7-6 (7-5), [11-9]の逆転で破り下し決勝進出を決めた。
第1シードのペアと対戦した決勝戦の第1セット、トゥロター/キャッシュ組はファーストサービスが入ったときに85パーセントの高い確率でポイントを獲得。3度のブレークポイントを凌ぐと第10ゲームでブレークに成功し先行する。
しかし、続く第2セット、第1ゲームでブレークを許すとトゥロター/キャッシュ組はブレークバックのチャンスを掴めず。終盤となる第7ゲームで2度目のブレークを奪われ、1セットオールに追いつかれる。
迎えた10ポイントのマッチタイブレーク、トゥロター/キャッシュ組は3-3の場面から怒涛の6ポイント連取で9-3と大きくリード。4本のマッチポイントを凌がれるも5本目をものにし、1時間16分で勝利した。
2021年の同大会でA・ルシャウニグ(アメリカ)とペアを組み出場したトゥロターはチャレンジャー大会のダブルスで初の決勝進出。当時は決勝でストレート負けを喫し準優勝となったものの2年経った今大会で初タイトルを掲げることとなった。
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