男子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)は9日、シングルス2回戦が行われ、予選から出場している世界ランク115位の
ダニエル太郎はワイルドカード(主催者推薦)で出場している元世界ランク3位の
M・ラオニッチ(カナダ)に4-6, 3-6のストレートで敗れ、ベスト16進出とはならなかった。
>>ダニエルvsラオニッチ 1ポイント速報<<>>アルカラス、ラオニッチらナショナルバンクOP組合せ<<両者は3度目の顔合わせでダニエルの2連敗中。直近では2018年2月のデルレイビーチ・オープン(アメリカ/デルレイビーチ、ハード、ATP250)1回戦で対戦し、ストレートで屈した。
ダニエルは今大会、予選2試合を勝ち抜き本戦入りすると、1回戦で世界ランク30位の
A・マナリノ(フランス)をストレートで下して2回戦へ駒を進めた。一方のラオニッチは1回戦で第9シードの
F・ティアフォー(アメリカ)を逆転で下しての勝ち上がり。
この日、ダニエルは3本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに76パーセントの確率で決めたものの、第1セット第10ゲームと第2セット第2ゲームと2度のブレークを許した。
リターンゲームでは時速220kmを超えるサービスを連発するラオニッチに対し1度もブレークチャンスを作れず苦戦。試合を通して15本のサービスエースを放たれ、1時間31分で力尽きた。
勝利したラオニッチは3回戦で世界ランク59位の
M・マクドナルド(アメリカ)と対戦する。マクドナルドは2回戦で第6シードの
A・ルブレフをストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第8シードの
T・フリッツ(アメリカ)らが16強へ駒を進めている。
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