男子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)は7日、シングルス1回戦が行われ、予選から出場している世界ランク115位の
ダニエル太郎が同30位の
A・マナリノ(フランス)を7-6 (7-5), 6-4のストレートで破り、初戦突破を果たした。
>>アルカラス、ダニエルらナショナルバンクOP組合せ<<両者はツアー2度目の顔合わせでダニエルの1勝。2016年のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)1回戦ではストレートでダニエルが勝利した。
予選2試合に勝利して臨んだこの試合、ダニエルは第1ゲームでラリー戦を制しいきなりブレークに成功するが、第4ゲームでロングラリーを落としブレークバックを許してしまう。第8ゲームあたりからマナリノが股関節周辺を気にする様子をみせるなか互いにサービスゲームをキープしてタイブレークへ。タイブレークでは一進一退の攻防となるも、最後はダニエルのショットが深く決まり、接戦の第1セットを制した。
第2セット、主導権を確かなものにしたいダニエルは第6ゲームで0-40とすると、最後はマナリノがミスを犯し先にブレークに成功。しかし、第1セット同様そのリードを守り切れず、第7ゲームでブレークバックされる。それでも、ゲームカウント5-4で迎えた第10ゲームでダニエルは勝利を決めるブレークに成功し、1時間51分で勝利した。
ダニエルは2回戦で、第9シードの
F・ティアフォー(アメリカ)かワイルドカード(主催者推薦)で出場する元世界ランク3位の
M・ラオニッチ(カナダ)のどちらかと顔を合わせる。
同日には世界ランク45位の
西岡良仁も1回戦に登場したが、第16シードの
L・ムセッティ(イタリア)に4-6, 1-6のストレートで敗れ初戦で姿を消している。
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