男子テニスのムバダラ・シティ・オープン(アメリカ/ワシントン、ハード、ATP500)は7月31日、ダブルス1回戦が行われ、
G・ディミトロフ(ブルガリア)/
N・マウー(フランス)組が
J・マレー(イギリス)/
M・ヴィーナス(ニュージーランド)組に7-6 (7-3), 3-6, 5-10の逆転で敗れ、初戦敗退となった。この試合ではディミトロフの放ったボレーによりパートナーのマウーが頭を抱える場面があった。
>>【動画】パートナーが驚愕 ディミトロフの放った超絶ボレー<<>>錦織 シティOP1回戦 1ポイント速報<<>>錦織、西岡らシティOPの組合せ<<今大会のダブルスにはディミトロフのほかにも
F・ティアフォー(アメリカ)/
H・フルカチュ(ポーランド)組や
B・シェルトン(アメリカ)/
M・マクドナルド(アメリカ)組、
A・マレー(イギリス)/
D・エヴァンス(イギリス)組などシングルスで活躍する選手同士のペアが多く参戦。
ディミトロフは今大会、ダブルスで37個ものタイトルを獲得している元世界ランク1位のマウーと出場。1回戦でアンディ・マレーの兄であるジェイミー・マレーとヴィーナスというダブルスのスペシャリスト同士のペアを前に第1セットを先取したものの、逆転負けを喫し敗れた。
しかし、この試合ではディミトロフの放った芸術的なバックハンドのハイボレーによってマウーが頭を抱える事態が起きた。
第2セット第4ゲーム、マウーのサービスとなったこのゲームでディミトロフは前衛としてコート中央付近にいたが、マウーのサービスが頭を超えたあたりで定石通り、相手のリターンに備えるためボレーの体勢に。リターンはディミトロフから見て身体の左上あたり返球され、ディミトロフは斜め上にジャンプ。バックハンドのハイボレーを放つかたちになったが、このショットでディミトロフは手首の返し相手コートのネット際に決まり、ウィナーとなった。
会場も歓声があがるなか、最も驚いたのがパートナーのマウー。ポイントが決まった瞬間にラケットを持ちながら頭を抱え、ディミトロフのショットに驚愕した表情を見せた。
試合には敗れてしまった同ペアだが、観客を大きく盛り上げたことに違いない。
ディミトロフは今大会、第5シードとしてシングルスにも出場しており、初戦の2回戦で世界ランク60位のマクドナルドと対戦する。
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