男子テニスのクロアチア・オープン・ウマグ(クロアチア/ウマグ、レッドクレー、ATP250)は26日、シングルス1回戦が行われ、2006年王者で第6シードの
S・ワウリンカ(スイス)が予選を勝ち上がった世界ランク129位のF・ミソリッチ(オーストリア)を6-3, 6-2のストレートで破り、初戦突破を果たした。この試合、第2セットの第1ゲームでワウリンカは強烈なバックハンドを披露した。
>>【動画】ワウリンカの強烈なバックハンドショット<<>>錦織vsシャン 1ポイント速報<<>>錦織、フリッツらアトランタOPの組合せ<<前週のEFG スイス・ オープン・グシュタード(スイス/グシュタード、レッドクレー、ATP250)では2回戦で敗れた38歳のワウリンカ。ウマグでのツアー大会に出場するのは2007年以来16年ぶり5度目であり、2006年には決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)を下してツアー初優勝を飾った。
1回戦の第1セット、ワウリンカは第1ゲームから4ゲームを連取。第5ゲームで1度のブレークを返されるも、その後のサービスをキープし先行する。続く第2セット、第1ゲームで強烈なバックハンドを披露したワウリンカはブレークに成功。第7ゲームで2度目のブレークを奪い、1時間2分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにワウリンカのコメントを掲載し「ここウマグに戻ってくることができてうれしいよ。ここで初めてツアータイトルを獲ったし、素晴らしい思い出がある。まだプレーできているのは素晴らしいこと。自分がやっていることを本当に楽しんでいるよ。ここに戻ってこれたことは僕にとって素晴らしいことだよ」と語った。
勝利したワウリンカは2回戦で世界ランク108位の
F・コリア(アルゼンチン)と対戦する。コリアは1回戦で同83位の
M・ヒュースラー(スイス)を6-4, 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第7シードの
M・アルナルディ(イタリア)、世界ランク90位の
A・ポピリン(オーストラリア)、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している同287位で17歳の
D・プリシュミッチ(クロアチア)が8強入り。同87位の
F・マロジャン(ハンガリー)、同96位の
M・チェッキナート(イタリア)、同104位の
J・ムナル(スペイン)が2回戦に駒を進めた。
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