テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は12日、男子シングルス準々決勝が行われ、第3シードの
D・メドベージェフが世界ランク43位の
C・ユーバンクス(アメリカ)を6-4, 1-6, 4-6, 7-6 (7-4), 6-1のフルセットで破り、大会初のベスト4進出を果たした。
>>錦織 2回戦 1ポイント速報<<>>ジョコビッチ、アルカラスらウィンブルドン組合せ<<2021年に記録したベスト16がウィンブルドンでの最高成績だったメドベージェフ。今大会は4回戦で世界ランク37位の
J・レヘチカ(チェコ)と対戦したが、6-4, 6-2の時点でレヘチカが棄権したため、8強入りとなった。
この試合、第1セットを先取したメドベージェフだったが第2・第3セットは計3度のブレークを許し苦戦。自身はリターンゲームで1度もブレークチャンスを握ることができずにセットカウント1-2と逆転されてしまう。
第4セットでは互いにブレークを奪うことができずにタイブレークへ。タイブレークを落とせば敗北が決まるメドベージェフだったが、3度のミニブレークに成功しファイナルセットへ突入する。
勝負のファイナルセット、疲労の見えるユーバンクスに対し第1ゲームでブレークに成功したメドベージェフはその後も試合を支配。序盤4ゲームを奪うなど圧倒し、2時間58分で勝利を決めた。
試合後の会見でメドベージェフは「第1セットの後、5セットまではやりたくなかったね。でも、第3セットを失ったときは他に選択肢がなかったから、5セットまで取りたかったんだ。でもね、試合中完全にゲームそのものを失った瞬間があって、彼(ユーバンクス)はいいプレーをしていた。僕は沈み始め、多くのミスを犯し、サーブも十分でなかった」とコメント。
「第3セットでは、なんとか一歩一歩何かを築き始めて、1-6で負けなかった。そして第4セットはそこにいるだけで助けられた。サーブの場面では、残念ながら僕の方がチャンスは多かったんだけど、それをものにできなかった。でも、タイブレークからは素晴らしいプレーができたね」
メドベージェフは準決勝で第1シードの
C・アルカラス(スペイン)と対戦する。アルカラスは準々決勝で第6シードの
H・ルーネ(デンマーク)をストレートで下しての勝ち上がり。
また、同日の結果で今大会のベスト4が出揃った。
準決勝の組み合わせは以下の通り。
(1)C・アルカラス vs (3)D・メドベージェフ
(8)
J・シナー(イタリア) vs (2)
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