テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は7日、女子シングルス2回戦が行われ、世界ランク35位の
P・バドサ(スペイン)は同36位の
M・コスチュク(ウクライナ)と対戦したが、負傷のため2-6, 0-1の時点で棄権を申請し敗北が決定。試合後会見での記者からの質問の際珍事が発生した。
>>綿貫 陽介、ジョコビッチらウィンブルドン組み合わせ<<元世界ランク2位のバドサは疲労骨折の影響で全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)などを欠場。芝コートでの十分な調整期間を設けることができずにウィンブルドンを迎えた。
1回戦で世界ランク141位の
A・リスケ(アメリカ)をストレート勝ちで下し初戦突破していたバドサだが、この時点から負傷を抱えていることを明かし、2回戦では第2セット途中で棄権となった。
試合後30分ほどして開かれた会見の際に珍事が発生。通例では英語のインタビューが行われ、そのあとに母国語のインタビューが始まるため、まずバドサは英語で記者の質問に応えることとなったが、記者がバドサの勝敗の確認を怠り、開口一番に「勝利おめでとうございます」と話してしまった。
この時点でバドサは即座に「私は負けたのよ」と返し、場内は困惑の事態に。その後記者は「現在の体力と自信のレベルを教えてください」と続けたが、バドサは「参考までに言うと、私は負けたんです。勝っていませんよ」と訂正することとなった。
その後は負傷に関し説明を行い、ボーイフレンドである
S・チチパス(ギリシャ)と出場する予定の混合ダブルスなども棄権することを示唆している。
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