男子テニスのロスシー国際(イギリス/イーストボーン、芝、ATP250)は1日、シングルス準決勝が行われ、第2シードの
T・ポール(アメリカ)が世界ランク57位の
G・バレール(フランス)を6-4, 6-3のストレートで破り、今季ツアー3度目の決勝進出を果たした。この試合、第2セット終盤ではポールがネット際での攻防を素早い反応でものにしている。
>>【動画】ネット際の攻防 ポールが素早い反応で制す<<>>西岡、ダニエルらウィンブルドン組合せ<<26歳のポールは今季、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)でグランドスラム初の4強入り。さらに3月のアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)で準優勝を果たしている。
30日に開催される予定だったが雨天により1日に順延された準決勝。ポールは第1セット、第2ゲームで3度のブレークチャンスを逃すも第4ゲームでブレークを奪う。第7ゲームでバレールにブレークバックを許したものの終盤となった第10ゲームで2度目のブレークに成功し、先行する。
続く第2セット、ポールはファーストサービスが入ったときに86パーセントの高い確率でポイントを獲得。第6ゲームでブレークに成功すると第8ゲームではネット際でのボールに素早く反応。ブレークを奪うには至らなかったもののサービング・フォー・ザ・マッチとなった第9ゲームをキープし、1時間12分で勝利した。
2021年11月のイントゥルム・ストックホルム・オープン(スウェーデン/ストックホルム、室内 ハード、ATP250)以来 約2年8カ月ぶり通算2勝目に王手をかけたポール。決勝では第4シードの
F・セルンドロ(アルゼンチン)と対戦する。セルンドロは準決勝で世界ランク64位の
M・マクドナルド(アメリカ)を2-6, 7-5, 6-2の逆転で下しての勝ち上がり。
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