男子テニスのジュネーブ・オープン(スイス/ジュネーヴ、レッドクレー、ATP250)は27日、シングルス決勝が行われ、世界ランク54位の
N・ジャリー(チリ)が第4シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)を7-6 (7-1), 6-1のストレートで破って優勝を果たし、今年3月のチリ・ドーブ・メンケア・オープン(チリ/サンティアゴ、クレー、ATP250)以来となる今季2勝目をあげた。
>>西岡 良仁ら全仏OP組み合わせ<<>>日比野 菜緒ら全仏OP組み合わせ<<27歳のジャリーは今大会、準々決勝で大会2連覇中の第1シード
C・ルード(ノルウェー)を、準決勝で第3シードの
A・ズベレフ(ドイツ)を下し決勝に進出した。
決勝戦、ジャリーはディミトロフに対し9本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに89パーセントの高い確率でポイントを獲得。1度のブレークに抑えると、リターンゲームでは3度のブレークに成功し、1時間37分でトロフィーを掲げた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはジャリーのコメントが掲載されている。
「素晴らしい気分だよ。チームや家族と一緒に取り組んできた結果、素晴らしい1年を過ごすことができ、とてもうれしく思っている。とても特別なこと。タイトルをここで手に入れることができた。とても幸せだ」
一方、敗れたディミトロフは2018年のABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)以来となるツアー決勝の舞台だったが、タイトルを獲得することはできなかった。
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