男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は11日、シングルス2回戦が行われ、第5シードの
A・ルブレフが世界ランク83位の
J・ムナル(スペイン)を4-6, 6-2, 6-2の逆転で破り、3年連続のベスト16進出を果たすとともに、マッチ通算250勝目をあげた。
>>ジョコビッチらモンテカルロ組合わせ<<2021年の同大会で準優勝をおさめているルブレフ。この日の第1セット、序盤で2ゲーム連取に成功したものの、第6ゲームでブレークバックを許す。その後、第10ゲームで再びブレークを許し、先行される。
続く第2セット、1度しかブレークを許さなかったルブレフは3度のブレークを奪い36分で1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、ムナルのサービスゲームとなった第3ゲームの15-30の場面では、ルブレフのバックハンドがネットにあたりコートに入るというルブレフにとっては幸運なポイントがあった。ルブレフはポイントが決まると大きく手を広げムナルに謝罪の意を示すとともに、自らのショットをコートに収めたネットにキスをして観客を沸かせた。ルブレフはこの幸運なショットを活かし、このゲームでブレークに成功。第7ゲームでもブレークに成功し、2時間15分で勝利した。
勝利したルブレフは3回戦で、第9シードの
K・ハチャノフと世界ランク74位の
I・イヴァシカの勝者と顔を合わせる。
同日には、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)や第2シードの
S・チチパス(ギリシャ)、第10シードの
H・フルカチュ(ポーランド)が3回戦進出を決めている。
>>ルブレフがネットにキスしたポイントの動画<<
■関連ニュース
・ジョコとの試合「最高の報酬」・ティーム 7年ぶりの1回戦に勝利・デミノー、マレーに快勝で初戦突破■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング