男子テニスのハッサン2世グランプリ(モロッコ/マラケシュ、レッドクレー、ATP250)は9日、シングルス決勝が行われ、世界ランク82位の
R・カルバレス バエナ(スペイン)が同126位のA・ミュラー(フランス)を4-6, 7-6 (7-3), 6-2の逆転で破り、2018年2月のエクアドル・オープン(エクアドル/キト、レッドクレー、ATP250)以来となるキャリア2勝目をあげた。
>>ワウリンカvs.フリークスポール 1ポイント速報<<>>ジョコビッチらモンテカルロ組合わせ<<今大会、1回戦で第5シードの
M・クレッシー(アメリカ)、準々決勝で第4シードの
T・フリークスポール(オランダ)、準決勝で第2シードの
D・エヴァンス(イギリス)を破るなどシード勢を次々下し決勝に駒を進めたカルバレス バエナ。決勝はATPツアーで初のタイトルがかかる26歳のミュラーとの顔合わせとなった。
決勝戦、第1セットで3度のブレークポイントを決め切れなかったカルバレス バエナは逆に1度与えたブレークチャンスをミュラーにものにされ第1セットを落とす。それでも、第2セットのタイブレークを制しファイナルセットに持ち込むと、ファーストサービスが入ったときに81パーセントの高い確率でポイントを獲得するなど1度もブレークを許さず。自身は2度のブレークに成功し、3時間2分のタフマッチを制した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはカルバレス バエナのコメントが掲載されている。
「とても疲れたけど、とても、とてもうれしいよ。とてもタフな試合だった。すべてのポイントを戦おうとした。なんて言っていいのかわからない。僕はとても幸せだ」
今大会の優勝により、30歳のカルバレス バエナは自己最高だった世界ランク71位を大きく上回り、トップ50デビューを果たすことが確実となった。
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