女子テニスのメリダ・オープン・アクロン(メキシコ/メリダ、ハード、WTA250)は25日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク68位の
C・ジョルジ(イタリア)が第4シードの
K・シニアコバ(チェコ)を7-5, 7-6 (7-2)のストレートで破り、今季初の決勝進出を果たした。
>>ジョコビッチ、メドベージェフらドバイ選手権の組合せ<<>>西岡 良仁、アルカラスらアカプルコ組合せ<<前々週のアッパー・オーストリア・レディース・リンツ(オーストリア/リンツ、室内ハード、WTA250)で2回戦敗退を喫していた31歳のジョルジ。今大会では1回戦で第6シードの
M・シェリフ(エジプト)、2回戦で世界ランク79位の
N・パリサス ディアス(スペイン)、準々決勝で第2シードの
S・スティーブンス(アメリカ)を全てストレートで下し、4強入りしている。
この日、ジョルジはファーストサービスが入ったときに83パーセントの高い確率でポイントを獲得。第1セットでは第1ゲームで先にブレークを許すも第8ゲームでブレークバックに成功。終盤となった第12ゲームで2度目のブレークに成功し、先行する。
続く第2セットでは序盤から互いにブレークポイントを握ると、ジョルジが第4ゲームでブレークを奪う。しかし、ゲームカウント5-3とリードした第9ゲームから3ゲーム連取を許し、第12ゲームでシニアコバがサービング・フォー・ザ・セットを迎える。それでもジョルジはここでブレークバックに成功し、タイブレークにもつれ込むと2度のミニブレークを奪い、2時間11分で勝利した。
2021年8月のナショナル・バンク・オープン(カナダ/トロント、ハード、WTA1000)以来 約1年6カ月ぶり4度目のツアー優勝を目指すジョルジは決勝で世界ランク140位の
R・ピーターソン(スウェーデン)と対戦する。ピーターソンは準決勝で同92位の
C・マクナリー(アメリカ)を6-2, 6-7 (4-7), 6-4のフルセットで下しての勝ち上がり。
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