男子テニスのカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP250)は22日にシングルス2回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク70位の
A・マレー(イギリス)が第4シードの
A・ズベレフ(ドイツ)を7-6(7-5), 2-6, 7-5のフルセットで破り、ベスト8進出を決めた。
>>マレー、メドベージェフら カタールOP組合せ<<>>アルカラスら リオOP組合せ<<元世界ランク1位のマレーは先月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)に出場し、1・2回戦と激闘を制して3回戦に進出するも
R・バウティスタ=アグ(スペイン)に敗れ、16強入りとはならなかった。
カタール・エクソンモービル・オープンには過去に6度出場しており、2007年・2017年に準優勝、2008年・2009年に優勝を飾っている。
一方、ズベレフは昨年6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)準決勝で右足首の靭帯断裂の重傷を負って長期離脱から復帰した今シーズン、現在マッチ通算3勝5敗とトップパフォーマンスにはまだ戻っていない状態で、今大会に臨んでいる。
マレーとズベレフは4度目の顔合わせで、これまでマレーの2勝1敗。直近では2021年10月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)3回戦で対戦し、ズべレフが6-4, 7-6 (7-4)のストレート勝ちをおさめている。
この試合、第1セットはズベレフが第3ゲームでブレークをするとマレーが直後の第4ゲームでブレークバックに成功。さらに第9ゲームでもズベレフがブレークし、第10ゲームでサービングフォーザセットを迎えるもマレーが再びブレークバック。両者譲らずタイブレークに突入すると、マレーがポイント5-4から唯一のミニブレークに成功して第1セットを先取する。
第2セット、ズベレフは序盤から3ゲームを連取すると、第8ゲームでもマレーのサービスゲームを破って1セットオールの振り出しに戻す。
迎えたファイナルセット、両者ともサービスゲームをキープして迎えた第11ゲームでマレーが値千金のブレークに成功。サービングフォーザマッチを決め切って3時間2分に及んだ激闘を制した。
勝利したマレーは準々決勝で、予選勝者で世界ランク170位の
A・ミュレール(フランス)(フランス)と対戦する。ミュレールは2回戦で第8シードの
B・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)を6-2, 6-4のストレートで破っての勝ち上がり。
同日に行われた2回戦では、第1シードの
A・ルブレフ、第2シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)、第3シードの
D・メドベージェフらが揃って勝利し、準々決勝へ駒を進めている。
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