男子テニスのカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP250)は20日、シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場する世界ランク70位の
A・マレー(イギリス)が同71位の
L・ソネゴ(イタリア)を4-6, 6-1, 7-6 (7-4)の逆転で破り、2年連続7度目の初戦突破を果たした。試合後の会見では同16位の
A・ズベレフ(ドイツ)との2回戦への意気込みを明かしている。
>>メドベージェフらカタールOP組合せ<<>>アルカラスらリオOP組合せ<<マレーはこの日、ファーストサービスが入ったときに77パーセントの確率でポイントを獲得。試合開始早々にブレークを許し第1セットを先取されるも第2セットでは第1ゲームから5ゲームを連取し1セットオールとする。迎えたファイナルセット、3度のマッチポイントを凌いだマレーがタイブレークを制し、2時間30分で勝利した。
勝利したマレーは2回戦で第4シードのズベレフと対戦する。今大会の上位4シードは1回戦免除のためズべレフは2回戦が初戦となる。
マレーとズベレフは過去に3度対戦し、マレーの2勝1敗。直近では2021年のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)3回戦で対戦しており、ズべレフが6-4, 7-6 (7-4)のストレート勝ちを収めている。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにマレーのコメントを掲載し、ズべレフとの2回戦に向けて次のように語った。
「明らかに世界のトッププレーヤーの1人だよ。彼は昨年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)でひどい怪我をして、そこから復帰したばかり。これから毎週成長していくだろうね」
「あのような怪我には時間がかかるし、昨シーズンの中盤の頃のようなレベルには達していないと思う。でも、今回も素晴らしい試合になると思うし、僕もこの調子で続けていけたらと思うよ」
同日には第7シードの
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)、世界ランク74位の
J・クブラー(オーストラリア)、同94位の
C・オコネル(オーストラリア)、予選勝者で同147位の
L・ブロディ(イギリス)が2回戦に駒を進めている。
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