男子テニスで世界ランク７位のＴ・フリッツ（アメリカ）は、次週２７日付ATP世界ランキングで２つ上げてキャリアハイとなる５位に浮上することが確定。アメリカ人男子のトップ５入りは２００９年９月７日付の世界ランキングでＡ・ロディック（アメリカ）が記録して以来 約１３年半ぶりの快挙となった。

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前々週のダラス・オープン（アメリカ/ダラス、室内ハード、ATP250）で４強入りしていた２５歳のフリッツ。前週のデルレイビーチ・オープン（アメリカ/デルレイビーチ、ハード、ATP250）では今季ツアー初優勝を果たすとともに、通算６勝目を挙げていた。

今週行われている３大会にフリッツは出場していないものの、ツアー大会欠場が続く現世界ランク６位のＲ・ナダル（スペイン）は昨年優勝したアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC（メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500）の500ポイントが次週に失効となり、3,815ポイントに。

また、現世界ランク５位のＡ・ルブレフは昨年優勝したドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権（アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500）の500ポイントが次週に失効。現在出場しているカタール・エクソンモービル・オープン（カタール/ドーハ、 ハード、ATP250）で優勝したとしても3,610ポイント。これにより、次週もポイントが変わらず3,660のフリッツが５位に浮上することとなる。

フリッツは今後、次週開幕のアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBCへの出場を予定している。

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