男子テニスの国別対抗戦デビスカップ BY RAKUTEN 2023 ワールドグループ1のプレーオフ(日本/兵庫、ハード)「日本vsポーランド」は5日、第2日が行われ、第1試合のダブルスは
マクラクラン勉/
綿貫陽介組が
L・クボット(ポーランド)/ J・ジェリンスキ(ポーランド)組を4-6, 7-5, 7-6 (7-2)の逆転で破り、日本は3勝0敗で勝利を決めた。試合後の会見でポーランドのペアが勝利した日本チームを祝福した。
>>デビスカップ 日本vsポーランド 組み合わせ・結果<<24ヵ国が争うワールドグループ1・プレーオフ。この対戦で勝利した12カ国はワールドグループ1に昇格する。
日本は昨年行われたワールドグループ1でウズベキスタンと対戦し、1勝3敗で敗退。この結果、日本はワールドグループ1・プレーオフに臨むこととなった。そして、ポーランド戦が今年から2期4年間監督を務める元世界ランク47位の
添田豪にとって代表監督としての初陣となる。
兵庫県三木市のブルボンビーンズドームで行われる同一戦。4日にはシングルス2試合、5日にダブルス1試合とシングルス2試合が行われる。
4日に行われたシングルス2試合では世界ランク33位の
西岡良仁と同108位の
ダニエル太郎がそれぞれ同273位のD・ミハルスキ(ポーランド)と同255位のK・ジュク(ポーランド)をストレートで撃破。
5日の第1試合には綿貫とマクラクランのペアが登場。この日、ファーストサービスが入ったときに77パーセントの確率でポイントを獲得。第1セットを先取されるも第2セットをものにし、1セットオールとする。迎えたファイナルセット、タイブレークにもつれ込むも制して2時間38分の激闘の末にポーランドを下した。
試合後の会見でジェリンスキは「まず最初に日本チームの勝利におめでとうという言葉を贈りたいと思う。今日は全員がいいプレーを見せていたと思う。我々としては第2・第3セットと共にチャンスはあったけど、それを活かすことができなかった。ダブルスの場合、そのような小さなチャンスをものにできないと勝ち目がない。接戦の場合なおさらね」とコメント。
また、クボットは「今日の日本チームの勝利にまずはおめでとうと言いたい。先程も話があったようにチャンスを活かすことができなかった。第1セットはとてもいいプレーをして第2・第3セットもリードをしたけど、チャンスをものにできなかった。それに対し日本チームは負けている時でもいいプレーを繰り出していたのでそれが大きな違いになった。再びになってしまうが日本の皆さんにはおめでとうと言いたい。そして日本のファンの皆さん、我々を温かく歓迎してくださったことに感謝している。心からお礼を申し上げたいと思う」と述べている。
【日本vsポーランドの組み合わせ・結果】
■4日12時から開始予定
第1試合:西岡良仁 vs D・ミハルスキ, 6-3, 6-2
ダニエル太郎 vs K・ジュク, 6-3, 6-4
■5日11時から開始予定
第1試合:マクラクラン/ 綿貫 vs クボット/ ジェリンスキ, 4-6, 7-5, 7-6 (7-2)
第2試合:
内田海智 vs M・カシニコフスキ(ポーランド)6-2, 7-5
第3試合:ダニエル vs ミハルスキ[中止]
日本代表とポーランド代表のメンバーは以下の通り。
【日本代表】
西岡良仁
ダニエル太郎
綿貫陽介
内田海智
マクラクラン勉
監督:添田豪
【ポーランド代表】
K・ジュク
D・ミハルスキ
M・カシニコフスキ
J・ジェリンスキ
L・クボット
監督:マリウシュ・フィルステンベルク
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