テニスのエキシビションマッチ ムバダラ・ワールド・テニス・チャンピオンシップ(アラブ首長国連邦/アブダビ、ハード)は大会最終日となる18日に男子シングルス決勝が行われ、
S・チチパス(ギリシャ)が
A・ルブレフを6-2, 4-6, 6-2のフルセットで破り、タイトルを獲得した。
同大会は毎年シーズン開幕直前に開催。選手と子どもたちの交流などが行われ、選手はトーナメント形式で争われるエキシビションマッチに参加。会場はザイード・スポーツ・シティのインターナショナル・テニス・センターとなっている。
チチパスは1回戦で
C・ノリー(イギリス)、準決勝で
C・ルード(ノルウェー)を下し、決勝進出。ルブレフは
B・チョリッチ(クロアチア)、
C・アルカラス(スペイン)を破り、決勝に駒を進めた。
チチパスはこの試合、ファーストサービスが入った時に78パーセントの確率でポイントを獲得。リターンゲームでは4度のブレークに成功し、1時間34分で勝利した。
ムバダラ・ワールド・テニス・チャンピオンシップの公式サイトでチチパスのコメントを紹介している。
「応援に来てくれた皆さんに感謝したい。この後ワールドカップの決勝戦があることを知りながら、応援してくれたことに本当に感謝している。今週はここで3試合をこなし、来シーズンに向けての大きな準備をできたのは素晴らしいこと。アンドレイ(ルブレフ)は素晴らしい選手だし、いい試合ができたよ」
「僕たちプレーヤーが目指しているのは、テニスを通じて人々をひとつにすることだ。中東でプレーできることを本当にうれしく思っている。以前から、中東でもっとテニスイベントを開催すべきだと言ってきた。中東は完璧なロケーションで、大きなイベントを開催することができる」
【ムバダラ・ワールド・テニス・チャンピオンシップの試合結果】
◆1日目 12/16(金)
[第1試合]チチパス 6-1, 6-4 ノリー
[第2試合]ルブレフ 7-6 (7-4), 6-4 チョリッチ
[第3試合]
O・ジャバー(チュニジア) 5-7, 6-3, [10-8]
E・ラドゥカヌ(イギリス)◆2日目12/17(土)
[5位決定戦]ノリー 6-3, 7-5 チョリッチ
[準決勝1]チチパス 6-2,6-2 ルード
[準決勝2]ルブレフ 6-2,6-1 アルカラス
◆3日目 12/18(日)
[3位決定戦]ルード 6-1, 6-4 アルカラス
[決勝戦]チチパス 6-4, 2-6, 6-4 ルブレフ
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