テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は2日、男子シングルス3回戦が行われ、第1シードの
D・メドベージェフが世界ランク174位の
ウー・イービン(中国)を6-4,6-2,6-2のストレートで破り、4年連続4度目のベスト16進出を果たした。試合後の会見では4回戦で対戦する第23シードの
N・キリオス(オーストラリア)について「自分が何をしなければならないかは、なんとなくわかっている」と語った。
>>メドベージェフ、ナダルら全米OP男子 組合せ<<>>シフィオンテクら全米OP女子 組合せ<<3回戦、メドベージェフは第1セットこそ1度ブレークを許したものの、第2・第3セットではともに第1ゲームからブレークに成功し試合を優位に展開。ラリー戦や自身のサービスゲームでも隙を見せることなく、1時間55分で快勝をおさめた。
8強がかかる4回戦では第23シードのN・キリオスと対戦。キリオスは3回戦で世界ランク87位の
J・J・ウルフ(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がりとなる。また、メドベージェフとキリオスは8月のナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)2回戦でも顔を合わせており、そのときはキリオスが勝利した。
メドベージェフはキリオスとの約1カ月ぶりの再戦について「前回の対戦がかなり重要になってくると思う。そんなに前のことではないからね。互いに、今何をすべきかを知っているようなもの。特にクラッチ・モーメントという点で、彼は僕を上回ることができたと思う。3回もブレークされたから。僕は2回チャンスがあったんだ。でも、ブレークできなかった。そうでなければ、誰にでもチャンスがある接戦だったと思う。ある意味、誰もが勝てる試合だった。負けたから言うべきじゃないけど、接戦だったと思う。それが次の試合に向けて1番大事なこと」と話した。
「自分が何をしなければならないかは、なんとなくわかっている。いいサーブをすること、タイブレークに持ち込むこと、彼のサーブでチャンスをものにすること。彼も何をするかわかっている。彼はビッグサーブを打つ。彼は今のところいいプレーをしているしね。試合を見たよ。集中していた。最初の試合は簡単じゃなかっただろうけど3セットで勝った。間違いなく楽しみだ。ベストなプレーができるように願っている」
最後にメドベージェフは記者からキリオスとの関係についてたずねられ、コート外での交流に関して明かした。
「友だち、だとは思ってないよ(笑)。彼も同じようにそうは思ってないはずだ。一緒にバーとかに行ったこともないし。ただ、互いに尊敬し合っている感じだね。コート上でもけんかとかしたことない。いつ変わるかわからないけどね。2人ともとても変だから。この先、何が起こるかわからない。今のところは尊敬している。彼がどうであろうと、僕は尊敬しているよ。ニックはコート上で他のテニスプレーヤーとは少し違うところがあるけど、それは彼の選択。それが彼の人生だ。僕はそれを批判する人間ではない。単に彼をとても尊敬しているというだけだよ」
同日には第5シードの
C・ルード(ノルウェー)、第12シードの
P・カレノ=ブスタ(スペイン)、第13シードの
M・ベレッティーニ(イタリア)らが16強へ駒を進めた。
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