29日に開幕する全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)を主催する全米テニス協会(USTA)は22日に男子シングルス予選の組み合わせを発表。世界ランク365位の
錦織圭の名前はなく、欠場が決定した。また日本勢では、世界ランク169位の
内田海智が予選から出場し、1回戦で元世界ランク29位の
D・セラ(イスラエル)と対戦する。
32歳の錦織は同大会にこれまで12度出場し、2度目の出場となった2008年に当時世界ランク4位の
D・フェレール(スペイン)を3回戦で破りベスト16に進出。2014年には準々決勝で当時4位の
S・ワウリンカ(スイス)、準決勝で当時1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)を破って決勝に進出。
M・チリッチ(クロアチア)に敗れるも準優勝をおさめる。2016年、2018年には4強入りを果たし、昨年は3回戦でジョコビッチに敗れている。
錦織は昨年10月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)を最後にツアーを離脱。今年1月にはシドニーテニスクラシック(オーストラリア/シドニー、ハード、ATP250)と全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)への出場を予定していたが、股関節の負傷のため欠場。その後手術を受けたことを明らかにし、約6カ月間ツアーを離脱すると発表した。
全米オープンの前哨戦に複数大会エントリーをするも、いずれも欠場。そして今回、全米オープン欠場も決定した。
現時点では9月19日に開幕するサンディエゴ・オープン(アメリカ/サンディエゴ、ハード、ATP250)と10月3日から始まる楽天ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2022(日本 /東京、ハード、ATP500)への出場が予定されている。
また、その他の日本勢では世界ランク56位の
西岡良仁と同95位の
ダニエル太郎が本戦にストレートイン。両選手ともに過去7度出場し、最高成績は2回戦進出となっている。
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