女子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/トロント、ハード、WTA1000)は8日、シングルス1回戦が行われ、第13シードの
L・フェルナンデス(カナダ)が世界ランク273位のS・サンダースを6-4,6-7(2-7), 6-3のフルセットで破り、今年5月全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)以来 約2カ月ぶりの白星をあげ初戦突破を果たした。
>>大坂らナショナル・バンクOPの組合せ<<>>西岡、メドベージェフらナショナル・バンクOPの組合せ<<全仏オープンで負った足のけがの影響で約2カ月間ツアーを離れていたフェルナンデス。この試合の第1セットではサービスキープが続くなか、第9ゲームから2ゲーム連取に成功し53分で先行する。
続く第2セット、序盤で2ゲーム連取を許したフェルナンデスだが、第3ゲームから3ゲームを連取し第5ゲーム終了時点で3-2とリードする。その後、第10ゲームでフェルナンデスは2度のマッチポイントを決め切れずタイブレークに突入。フェルナンデスは4度のミニブレークを許し1時間で1セットオールに追いつかれる。
迎えたファイナルセット、フェルナンデスは1度もブレークを許さず、リターンゲームでは2度のブレークに成功し2時間41分で勝利した。
女子テニス協会のWTAは公式サイトでフェルナンデスのコメントを紹介している。
「本当にタフな試合だった。素晴らしい瞬間、悪い瞬間、両選手とも素晴らしい瞬間があったと思う。でも、地元の観客の前でプレーできたことは本当にうれしかった」
「そして、試合が終わったときには、体の調子がとても良くなってきた。これはとてもポジティブなこと。これ以上ない勝利。トロントでは家族の前で、長年にわたって私を助けてくれた人たちや応援してくれた人たちの前でプレーしているように戦うことができる」
フェルナンデスは2回戦で世界ランク24位の
B・ハダッド=マイア(ブラジル)と対戦する。ハダッド=マイアは1回戦で同26位の
M・トレヴィサン(イタリア)を6-2, 2-6, 6-2のフルセットで下しての勝ち上がり。
同日には、第14シードの
Ka・プリスコバ(チェコ)、第15シードの
S・ハレプ(ルーマニア)、第16シードの
J・オスタペンコ(ラトビア)、世界ランク23位の
P・クヴィトバ(チェコ)らが2回戦へ駒を進めた。
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