男子テニスのクロアチア・オープン・ウマグ(クロアチア/ウマグ、レッドクレー、ATP250)は30日、シングルス準決勝が行われ、第2シードの
J・シナー(イタリア)が世界ランク136位のF・アガメノーネ(イタリア)を6-1, 6-3のストレートで破り、今季初優勝に王手をかけた。
>>大坂らムバダラ・シリコンバレー・クラシックの組合せ<<>>インターハイ団体 組合せ・結果<<今月10日に幕を閉じたウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で8強入りを果たしていた世界10位のシナー。今大会の上位4シードは1回戦免除のため、初戦となった2回戦で同59位の
J・ムナル(スペイン)、準々決勝で86位の
R・カルバレス バエナ(スペイン)をそれぞれストレートで下して勝ち上がった。
この試合の第1セット、シナーはファーストサービスが入ったときに80パーセントの確率でポイントを獲得。第1ゲームから5ゲーム連取に成功し先行する。続く第2セットでは第5・第7ゲームでブレークに成功。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第8ゲームでこの日初のブレークを許すも第9ゲームでブレークを奪って1時間26分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにシナーのコメントを掲載し「決勝はとてもタフだ。誰もがその(対戦を)期待していた。今日はかなりいいプレーができた。いいテニスができるように頑張るよ。勝ちたいなら自分のレベルを上げなければならないので、最善の方法で準備したいと思う」と語った。
「大事な場面やセットの始めにいいプレーができるように心がけたつもり。決勝に進出できて、とてもうれしいよ。ここは僕にとって特別な場所でATPツアーで初白星を挙げた場所でもある。だから、ここでプレーするのは本当に楽しい」
勝利したシナーは決勝で第1シードの
C・アルカラス(スペイン)と対戦する。アルカラスは準決勝で世界ランク168位のG・ゼッピエリ(イタリア)を7-5, 4-6, 6-3のフルセットで下しての勝ち上がり。
アルカラスとシナーはこれまでツアーレベルで2度対戦し、1勝1敗。直近では今月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)4回戦で対戦し、6-1, 6-4, 6-7(8-10), 6-3でシナーに軍配が上がっている。
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