女子テニスのベット1・オープン(ドイツ/ベルリン、芝、WTA500)は19日、シングルス決勝が行われ、第1シードの
O・ジャバー(チュニジア)が第8シードの
B・ベンチッチ(スイス)と対戦。ジャバーの6-3, 2-1の時点で、ベンチッチが足のけがにより途中棄権したため、ジャバーが今季2度目のタイトルを獲得した。
準決勝で第7シードの
C・ガウフ(アメリカ)を7-6 (7-4), 6-2のストレートで破ったジャバー。この試合ではファーストサービスが入った時に72パーセントの確率でポイントを獲得すると、リターンゲームでは2度のブレークに成功し、39分で第1セットを先取。
続く第2セット、お互いにのサービスキープが続くなか、第3ゲームでジャバーがブレーク成功した時点でベンチッチが足首の負傷のため棄権を申請した。
女子テニス協会のWTAはツイッター公式アカウントでジャバーのコメントを紹介している。
「ベリンダ(ベンチッチ)、こんなかたちで試合を終わらせたくはなかったけど、あなたはファイターだから3セットもやりたくなかったの。彼女と3セットで戦うのはいつも大変からね。また友人であり、アスリートであることに感謝している。きっとウィンブルドンには間に合うと思う」
また、今回の優勝により、20日に発表された世界ランキングでジャバーは1つ上げて自己最高の3位に浮上している。
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