女子テニスのベット1・オープン(ドイツ/ベルリン、芝、WTA500)は15日、シングルス2回戦が行われ、第4シードの
Ka・プリスコバ(チェコ)が世界ランク69位の
B・アンドレースク(カナダ)を6-2, 2-6, 7-6 (9-7)のフルセットで破り、大会初のベスト8進出を決めた。
前々週の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)2回戦で世界ランク160位のL・ジャンジャン(フランス)に敗れ姿を消していたプリスコバはこの試合、12本のサービスエースを放つなど、ファーストサーブが入ったときに70パーセントの確率でポイントを獲得。3度のブレークに成功し、2時間11分で勝利した。
女子テニス協会のWTAは公式サイトでプリスコバのコメントを紹介している。
「ビアンカ(アンドレースク)はとてもタフな相手で、本当に何でもしてくる。スライスもできるし、速いプレーもできるし、サーブもうまい。さらにネットに来ることもある。だから、この試合ではすべての要素が少しづつ入っていたと思う」
「第3セットでは負けていたのに、試合をひっくり返すことができて本当によかったと思う。第2・ファイナルセットは彼女の方が少し良かったと思うけど、私はそこにとどまって戦い、最後にはチャンスをつかめた」
勝利した元世界ランク1位のプリスコバは準々決勝で第7シードの
C・ガウフ(アメリカ)と世界ランク76位の
ワン・シンユ(中国)の勝者と対戦する。
同日には、第2シードの
M・サッカリ(ギリシャ)、第6シードの
D・カサトキナ、世界ランク38位の
A・サスノビッチらが8強へ駒を進めた。
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