テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は25日、男子シングルス2回戦が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク38位の
A・モルカン(スロバキア)を6-2, 6-3, 7-6 (7-4)のストレートで破り、17年連続の3回戦進出を果たした。
>>ジョコビッチら全仏OP男子組合せ・結果<<>>シフィオンテクら全仏OP女子組合せ・結果<<35歳のジョコビッチは昨年の全仏オープンで2016年以来5年ぶり2度目の優勝を果たし、1968年のオープン化以降で男子初となる「ダブルグランドスラム(すべての四大大会で2回以上優勝)」の偉業を達成。また、
R・ナダル(スペイン)と並ぶグランドスラム史上最多21度目の優勝を狙い、今大会は18年連続18度目の出場で、2年連続3度目のタイトル獲得を目指す。
初戦で世界ランク99位の
西岡良仁をストレートで破って勝ち上がりを決めたジョコビッチ。この試合の第1セットではファーストサービスが入った時に93パーセントの高い確率でポイント獲得。安定したサービスゲームを披露すると、リターンゲームでは第4・第8ゲームでブレークを奪い先行する。
続く第2セット、お互いにサービスキープが続くと第6ゲームでジョコビッチがブレークに成功。このセットで両者を通じて1度のブレークチャンスをものにし、セットカウント2-0とリードを広げる。
迎えたファイナルセット、第3ゲームで先にブレークに成功したジョコビッチだったが直後の第4ゲームでブレークバックを許す。その後はお互いにサービスキープが続きタイブレークに突入。2度のミニブレークに成功し、2時間16分で勝利した。
勝利したジョコビッチは3回戦で世界ランク195位の
A・ベデネ(スロベニア)と対戦する。ベデネは2回戦で同149位の
P・クエバス(ウルグアイ)を4-6, 6-4, 7-6 (7-5), 6-4の逆転で下しての勝ち上がり。
同日には第3シードの
A・ズベレフ(ドイツ)、第9シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)、第23シードの
J・イズナー(アメリカ)らが3回戦に駒を進めた。
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