男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は2日、ダブルス決勝が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している
H・フルカチュ(ポーランド)/
J・イズナー(アメリカ)組が第6シードの
W・クールホフ(オランダ)(オランダ)/
K・スクプスキ(英国)組を7-6 (7-5), 6-4のストレートで破り、優勝を果たした。
>>マイアミOP男女組み合わせ・結果<<フルカチュ/イズナー組は今大会の1回戦でK・クラビーツ(ドイツ)/ A・ミース(ドイツ)組、2回戦で
A・クライチェック(アメリカ)/
E・ロジェ=ヴァセラン(フランス)組、準々決勝で第2シードの
R・ラム(アメリカ)/
J・ソールズベリー(イギリス)組を破り4強入り。準決勝では1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で優勝した
N・キリオス(オーストラリア)/
T・コキナキス(オーストラリア)組を下して決勝に駒を進めた。
この試合の第1セット、お互いにサービスキープが続きタイブレークに突入。3度のミニブレークに成功したフルカチュ/イズナー組が先行する。第2セットでは第3ゲームで3度のブレークチャンスを活かせなかったものの第10ゲームでブレークに成功。1時間29分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは優勝を果たしたペアのコメントを掲載。
イズナーは「彼(フルカチュ)と一緒にプレーするのは楽しいこと。彼は皆が知っているようにたくさんのことを上手にこなすし、ダブルスの技術もとても高い。僕にとって、とても楽しいことだよ」と語った。
一方のフルカチュは次のように語っている。
「ジョン(イズナー)は今、ツアーで最もホットなダブルスプレーヤーだと思う。確かに楽しい1週間だった。ジョンとプレーするのはとても楽しいことだから、素晴らしい時間を過ごすことができたよ。僕はマイアミがとても好きなんだ。去年はシングルスで優勝できたし、今年はジョンとダブルスで成し遂げられた。この場所は、僕にとってとても特別な場所だよ」
今大会のシングルスにも出場しているフルカチュとイズナー。昨年王者のフルカチュは準決勝で第14シードの
C・アルカラス(スペイン)にストレート負け。一方、第20シードとして出場していたイズナーは初戦となった2回戦で世界ランク68位の
H・ガストン(フランス)にストレートで敗れている。
また、イズナーは前週のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)で
J・ソック(アメリカ)とペアを組み優勝しており、同一シーズンにBNPパリバ・オープンとマイアミ・オープンを制覇する「サンシャイン・ダブル」をダブルスで達成した。
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