女子テニスのカタール・トータルエナジーズ・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、WTA1000)は20日、シングルス1回戦が行われ、第12シードの
V・アザレンカが世界ランク39位の
Y・プチンセワ(カザフスタン)を5-7, 6-2, 7-5の逆転で破り、2年連続で初戦突破を果たした。
>>ジョコビッチらドバイ選手権組み合わせ<<>>メドベージェフ 世界1位になる6つのシナリオ<<2013年の大会を制覇しているアザレンカはこの日、第4ゲームで先にブレークを許したものの、第5ゲームでブレークバックに成功。しかし、第12ゲームで再びブレークを許し1時間11分で第1セットを落とす。
第2セットでは第1ゲームから4ゲームを連取すると、そのまま両者のサービスキープが続き35分でセットカウント1-1に追いつくも、ファイナルセットでは序盤4ゲーム連取を許し万事休す。それでも、第5ゲームから再び4ゲームを連取する粘りを見せ、ゲームカウント4-4となる。その後、第10ゲームから3ゲームを立て続けに奪い勝負あり。2時間48分で熱戦を制した。
女子テニス協会のWTAは公式サイトにアザレンカのコメントを掲載し「このような勝利は、すんなりいく試合よりも重要だと思う。自分のプレーがうまくいっていない時に、その方法を見つけることができたからね」と語った。
「チャンスを見つけようとすること。今日はあまりいいプレーができなかったと思うけど、すべてをかけて戦っていた。このまま進み続ければ必ずチャンスはやってくると思っていたし、ここで粘って本当によかったと思う」
2回戦では世界ランク60位の
M・ブレングル(アメリカ)と対戦する。ブレングルは1回戦で同277位のI・オズ(トルコ)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第9シードの
J・ペグラ(アメリカ)、世界ランク31位の
S・シルステア(ルーマニア)、同33位の
C・タウソン(デンマーク)、同40位の
A・アニシモワ(アメリカ)、同58位のA・リー、同61位の
A・サスノビッチらが2回戦へ駒を進めた。
今大会は上位8シードが1回戦免除のため、2回戦からの登場。第1シードは
A・サバレンカ、第2シードは
B・クレチコバ(チェコ)、第3シードは
P・バドサ(スペイン)、第4シードは
A・コンタベイト(エストニア)、第5シードは
G・ムグルサ(スペイン)、第6シード
M・サッカリ(ギリシャ)、第7シードは
I・シフィオンテク(ポーランド)、第8シードは
O・ジャバー(チュニジア)。
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