初戦突破「集中していた」

全米OPのグリゴール・ディミトロフ

画像提供：ゲッティイメージズ

男子テニスのサンディエゴ・オープン（アメリカ/サンディエゴ、ハード、ATP250）は２８日、シングルス１回戦が行われ、世界ランク２９位のＧ・ディミトロフ（ブルガリア）が同４１位のＭ・フチョビッチ（ハンガリー）を6-3, 1-6, 7-5のフルセットで破り、初戦突破を果たした。試合後には「僕はただ試合に集中していた」と振り返った。

＞＞ルブレフらサンディエゴOP組み合わせ＜＜

この試合、元世界３位のディミトロフはファーストサービスが入った時に７７パーセントの確率でポイントを獲得。リターンゲームでは２度のブレークに成功し、２時間７分で勝利した。

男子プロテニス協会のATP公式サイトにはディミトロフのコメントが掲載されており「いくつかのことを変えなければならなかった。良い作戦を持っていたが、十分に実行できなかった」と語った。

「約３週間半ぶりの試合だったので少し体がなまっているが、勝ててよかった。たくさんの観客とブルガリアの国旗に囲まれて、全体的にポジティブな気分になった」

１２日に幕を閉じた全米オープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム）の２回戦で途中棄権したディミトロフは「コートに戻ってきて気分がいいよ。体がよく持ちこたえているので、これが最も重要なことだ」と述べた。

「ここでの一瞬一瞬を楽しんでいる。浮き沈みの激しい１年だったが、同時にプレーすることに飢えていてコートに立つことが嬉しかった。結果はついてきていると思う」と語った。

勝利したディミトロフは２回戦で第３シードのＦ・オジェアリアシム（カナダ）と対戦する。今大会は上位４シードは１回戦免除のためオジェアリアシムは２回戦からの登場。

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