テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は10日、男子シングルス準決勝が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第4シードの
A・ズベレフ(ドイツ)を4-6, 6-2, 6-4, 4-6, 6-2のフルセットで破って2018年以来3年ぶり9度目の決勝進出、今季の四大大会では27連勝となった。会見では「次の試合は僕のキャリアで最も大切なものになる」と語った。
>>ジョコビッチvsメドベージェフ 1ポイント速報<<>>フェルナンデスvsラドゥカヌ1ポイント速報<<ジョコビッチは今シーズンは全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)の3大会で優勝、今大会を優勝すると年間グランドスラム達成と史上最多21度目のグランドスラム制覇となる。
この試合でジョコビッチはファーストサービスが入ったときに77パーセントの確率でポイントを獲得。5度のブレークを奪い、3時間33分で7月の東京オリンピック(日本/東京、ハード)準決勝で敗れたズべレフにリベンジを果たした。
試合後には「決勝まではシンプルに過ごすことに努める。偉業について話したい気持ちもわかる。でもそれは最後まで閉じ込めておく方がいいことも知っている。ルーティーンを守り、周りのみんなと一緒にいる。次の試合までに必要なエネルギーを貯めたい。次の試合だけだ」と意気込んだ。
「今日の準決勝はとても大きな挑戦になることはわかっていた。そして予想通り、僕にとって今大会最大の戦いとなった。ズべレフはここまでほとんどセットも落とさず、オリンピックやシンシナティでも優勝していたからね」
「とても大きな勝利で、このような試合ができたことを誇りに思う。途中ではもっといいプレーができたかもしれない。ただ最も大切なファイナルセットでベストなテニスができたことにはすごく満足している」
決勝では第2シードの
D・メドベージェフと対戦する。メドベージェフは準決勝で第12シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)をストレートで下しての勝ち上がり。
一方敗れたズべレフは2年連続2度目の決勝進出とはならなかった。
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