テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は9日、女子シングルス準決勝が行われ、第17シードの
M・サッカリ(ギリシャ)は18歳で世界ランク150位の
E・ラドゥカヌ(イギリス)に1-6, 4-6のストレートで敗れ、ギリシャ人女子初となる四大大会の決勝進出を逃した。試合後には「悲しいね。初めての決勝戦に進出できなかったのはとても残念。でも、近いうちに必ず実現できると信じている」と語った。
>>ジョコビッチvsズベレフ 1ポイント速報<<>>メドベージェフvsオジェ アリアシム 1ポイント速報<<6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で4強入りしたサッカリはこの試合、ファーストサービスが入った時に71パーセントの確率でポイントを獲得したが5本のダブルフォルトを犯した。リターンゲームでは7度のブレークチャンスを掴むも1度も活かせず、1時間23分で力尽きた。
試合後の会見でサッカリは「明らかにうまくいかず、コート上では自分らしさを出せなかった。多くのショットを決められず、彼女(ラドゥカヌ)にチャンスを与えてしまった」と述べた。
「彼女は私のプレーに簡単に順応していた。チャンスをものにしたのだから、彼女を褒めてあげたい。2人の若い選手がチャンスを掴んだことを評価しなければならない。彼女たちはタイトルのために戦っている」
勝利したラドゥカヌは決勝で世界ランク73位のL・フェルナンデスと対戦する。19歳のフェルナンデスは準決勝で第2シードの
A・サバレンカを7-6 (7-3), 4-6, 6-4のフルセットで破っての勝ち上がり。
日本時間12日の5時(現地時間11日の16時)に行われる予定の女子シングルス決勝。10代の選手がグランドスラム決勝で顔を合わせるのは1999年に行われた全米オープンの
S・ウィリアムズ(アメリカ)と
M・ヒンギス(スイス)の対決以来 22年ぶり8度目となる。
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