テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は8日、女子シングルス準々決勝が行われ、18歳で世界ランク150位の
E・ラドゥカヌ(イギリス)が第11シードの
B・ベンチッチ(スイス)を6-3, 6-4のストレートで下し、四大大会初のベスト4進出を果たした。会見では「ここまで勝てるなんて全く予想していなかった。予選の後に飛行機を予約してたと思うけど、これはうれしい誤算」とコメントした。
>>ジョコビッチら 全米OP対戦表<<>>ジョコビッチvsベレッティーニ 1ポイント速報<<今大会を予選から全てストレートで勝ち上がっているラドゥカヌはこの試合、ファーストサービスが入ったときに69パーセントの確率でポイントを獲得。7月の東京オリンピック(日本/東京、ハード)のシングルスで金メダルを獲得したベンチッチから23本のウィナーを決めて1時間22分で勝利した。
試合後には「ここでの経験を本当に楽しめている。今日もコート上で『この試合がセンターコートでの最後のプレーになるかもしれないから、全てを楽しみなさい』と自分に言い聞かせた」と振り返った。
「1日1日に集中し、身体をケアしてきた。トーナメントをプレーしているときは、ルーティーンに忠実なロボットのようにして、その合間に回復していくように心掛けている」
またラドゥカヌは13日発表の世界ランクで、現在47位の
J・コンタ(イギリス)を抜いてイギリス勢でトップになることが確定している。
準決勝では第4シードの
Ka・プリスコバ(チェコ)と第17シードの
M・サッカリ(ギリシャ)の勝者と決勝進出を争う。
前日の準々決勝では第2シードの
A・サバレンカと世界ランク73位のL・フェルナンデスがベスト4へ駒を進めた。
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