テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は3日、女子シングルス3回戦が行われ、第3シードの
大坂なおみは18歳で世界ランク73位のL・フェルナンデスに7-5,6-7 (2-7),4-6の逆転で敗れて4年連続4度目のベスト16進出とはならず、大会2連覇と3度目の制覇を逃すこととなった。
>>錦織 圭 直筆サイングッズ当たるキャンペーン実施中<<>>錦織vsジョコビッチ 1ポイント速報<<>>錦織ら全米OP対戦表<<初の対戦となったこの試合の序盤、左利きのフェルナンデスが放つサービスに苦しみブレークを奪うことができない大坂。サービスゲームでは強烈なサービスを放ち主導権を握ると、ストロークでフェルナンデスを左右に振りキープを続ける終盤へ。ゲームカウント5-5で迎えた第11ゲームではフォアハンドウィナーを決めるなどで先行すると、最後はラリー戦を制しブレークに成功。37分で第1セットを先取した。
第2セット、大坂は徐々にフェルナンデスのサービスを攻略し始めるも互いのサービスゲームのキープが続く。大坂は第11ゲームでバックハンドのダウンザラインを放ちブレークするがサービング・フォー・ザ・マッチとなった第12ゲームでブレークバックを許しタイブレークに突入。タイブレークではミスを連発した大坂がラケットを叩きつけるなど集中力を切らすと、18歳のフェルナンデスにセットカウント1-1と追いつかれる。
ファイナルセット、ダブルフォルトやミスを重ねた大坂は第1ゲームで先にブレークを許すとその後も主導権をフェルナンデスに握られ3ゲームを連取される。その後のリターンゲームでも精彩を欠いた大坂は挽回することができないまま力尽きた。
2018・2020年の同大会を制している23歳の大坂。2連覇と3度目の全米オープン制覇を狙っていたが、今年は3回戦で姿を消すこととなった。
また、大坂は東京オリンピック(日本/東京、有明テニスの森、ハード)での
M・ボンドロウソワ(チェコ)戦、W&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、WTA1000)での
J・タイシュマン(スイス)戦と左利き選手に2連敗を喫していたため、この日の敗戦で対左利き選手3連敗となった。
一方、四大大会初の16強入りを決めたフェルナンデスは4回戦で、第16シードの
A・ケルバー(ドイツ)と対戦する。ケルバーは3回戦で世界ランク66位の
S・スティーブンス(アメリカ)を逆転で下しての勝ち上がり。
同日には第2シードの
S・ハレプ(ルーマニア)、第5シードの
E・スイトリナ(ウクライナ)、第8シードの
B・クレチコバ(チェコ)、第9シードの
G・ムグルサ(スペイン)らが16強へ駒を進めた。
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