女子テニスのW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、WTA1000)は19日、シングルス3回戦が行われ、第2シードの
大坂なおみは世界ランク76位の
J・タイシュマン(スイス)に6-3,3-6,3-6の逆転で敗れ、3年連続3度目のベスト8進出とはならなかった。
>>バーティらシンシナティ対戦表<<初戦となった2回戦では世界ランク24位で17歳の
C・ガウフ(アメリカ)を逆転で下していた大坂。この日は初顔合わせとなった左利きのタイシュマンから第1ゲームでブレークを奪うと、その後もダブルフォルトを犯すなどサービスの安定しないタイシュマンを攻め立て序盤から2度のブレークに成功し3ゲームを連取した。第4ゲームで1度ブレークを返されたもののリードを守り切り、第1セットを先取する。
第2セット、大坂はタイシュマンとのストローク戦を落とし第5ゲームで先にブレークを許しこの日初めてリードされる。その後もスライスなどを織り交ぜるタイシュマンに苦しみミスを連発すると、セットカウント1-1に追いつかれる。
ファイナルセットでは勢いに乗るタイシュマンにドロップショットを放たれるなど主導権を握られるも大坂も粘りのプレーを見せ第1ゲームでチャンスを掴むと、最後はタイシュマンがダブルフォルトを犯しブレークに成功する。しかし、第4ゲームでは2度のスマッシュミスが響きブレークバックを許すと、その後は流れを失った大坂がダブルフォルトなどのミスを重ね、第6ゲームで再びブレークを奪われる。第7ゲームでブレークバックした大坂だったが、直後の第8ゲームではこの試合6度目のブレークを許し力尽きた。
大坂は父親の祖国であるハイチで発生した大地震への復興支援のため今大会で獲得した賞金を寄付することを表明しており、大会前の会見では「優勝したい」と意気込みを語っていたが、道半ばで姿を消すこととなった。
勝利したタイシュマンは準々決勝で第10シードの
B・ベンチッチ(スイス)と世界ランク23位の
K・ムチョバ(チェコ)のどちらかと対戦する。
同日には第1シードの
A・バーティ(オーストラリア)、第5シードの
Ka・プリスコバ(チェコ)、第9シードの
B・クレチコバ(チェコ)、第11シードの
P・クヴィトバ(チェコ)らがベスト8へ駒を進めた。
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