国際テニス連盟ITFの公式サイトは22日、男子テニスで世界ランク4位の
S・チチパス(ギリシャ)が24日に開幕を控えた東京オリンピック(日本/東京、有明テニスの森、ハード)に向けたコメントを掲載した。初の五輪の舞台に臨むチチパスは「本当にここに来たかった」と思いを語った。
>>錦織ら東京オリンピック対戦表<<>>錦織vsルブレフ 1ポイント速報<<22歳のチチパスは今大会、第3シードとして出場し初のメダル獲得を狙っている。また、女子シングルスの第14シードには
M・サッカリ(ギリシャ)も参加しており、28日から始まる混合ダブルスへの出場も予定している。
22日、チチパスはサッカリとともにギリシャ代表として会見に臨み「オリンピックで得られる経験は、他の何にも代えがたいものだと思う」と述べた。
「僕ら2人とも、本当にここに来たかった。今、それが実現しているという事実は信じられない気持ちだよ。ギリシャ出身の僕らにとって、オリンピックは大きな意味を持っている。今年のテニス競技にギリシャの国旗が登場することをとても光栄に思っているのは、2人とも同じだ」
チチパスが東京でプレーするのは2018年の楽天・ジャパン・オープン・テニス・チャンピオンシップス(日本/ 東京、室内ハード、ATP500)以来3年ぶり。そのときは準々決勝で
錦織圭に敗れた。
「少し前、有明でプレーしたことがあるけど、ここはテニス界でも最高の舞台の1つだと思う。僕はここの観客がとても好き。彼らはスポーツやテニスをとても愛しているんだ。残念ながら、観客がいないと当時と同じようにはいかないだろうけど、良い経験をして、素晴らしい旅にしたいと思う。可能な限り最高のかたちでギリシャを代表することを目指している。僕がここにいることをとても光栄に思い、幸せに思っている」
チチパスは1回戦で世界ランク112位の
P・コールシュライバー(ドイツ)と対戦する。
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