女子テニスのハンブルグ・ヨーロピアンオープン(ドイツ/ ハンブルグ、レッドクレー、WTA250)は11日、シングルス決勝が行われ、世界ランク198位のE・ガブリエラ・ルース(ルーマニア)が同130位の
A・ペトコビッチ(ドイツ)を7-6 (8-6), 6-4のストレートで破り、ツアー初優勝を果たした。
決勝戦、予選から勝ち上がってきたガブリエラ・ルースはファーストサービスが入ったときに59パーセントの確率でポイントを獲得。ブレークポイントを7本与えるも、そのうち4本をしのいだ。リターンゲームでは4度のブレークに成功し、2時間12分で今季ツアー11人目となる初タイトル獲得選手となった。
女子プロテニス協会のWTAは公式サイトにガブリエラ・ルースのコメントを掲載し「今はとても感情的な状態。今日はコート上でとてもいい気分だった。コーチに感謝したいと思う。私は意志がとても強いだから、一緒に仕事をするのは簡単ではない。決勝でアンドレア(ペトコビッチ)と対戦できたことをうれしく思う。特に、私が小さい頃にテレビで彼女の試合をたくさん見ていたから」と語った。
ガブリエラ・ルースは12日付のWTA世界ランキングで63上げて、自己最高の世界ランク133位に浮上した。
今季WTAツアーで初優勝した11選手は以下の通り。
C・タウソン(デンマーク)S・ソリベス=トルモ(スペイン)L・フェルナンデス
V・クデルメトバM・オソリオ セラーノ
A・シャルマ(オーストラリア)P・バドサ(スペイン)B・クレチコバ(チェコ)L・サムソノヴァO・ジャバー(チュニジア)E・ガブリエラ・ルース
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