28日に本戦が開幕するテニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は22日、男子シングルス予選1回戦が行われ、世界ランク500位の
望月慎太郎が160位の
H・ガストン(フランス)を1-6, 6-2, 6-4の逆転で破り、初戦突破を果たした。
>>望月vsフリークスポール 1ポイント速報<<18歳の望月は、2019年のウィンブルドンで、日本男子初のグランドスラムジュニアにおけるシングルス優勝を果たし、今大会はワイルドカード(主催者推薦)で予選から出場した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトで、1時間35分でウィンブルドン予選初勝利をおさめた望月を特集。「良いスタートを切った」とデビュー戦を評価した。
公式サイトで望月はワイルドカードを受け取ったときの心境について「僕は2019年のジュニアチャンピオンだから、今年(2021年)のワイルドカードがもらえるとは思っていなかった。ワイルドカードを手に入れたと聞いたときは本当にうれしくて、とても興奮したよ」と明かしている。
ウィンブルドンは昨年、新型コロナウイルス感染拡大のため中止になっており、今年は2年ぶりの開催。観客を会場キャパシティの50パーセントを上限に動員するとし、男女シングルスの決勝が行われる7月10日、11日の2日間のみ、100パーセントを迎え入れる予定となっている。
3試合を勝ち抜くと本戦出場権が与えられるこの予選。望月は予選2回戦で第8シードの
T・フリークスポール(オランダ)と対戦する。フリークスポールは予選1回戦で世界ランク164位の
T・ファビアーノ(イタリア)をフルセットで下しての勝ち上がり。
また、同日には
内山靖崇、
添田豪、
伊藤竜馬が予選1回戦に登場した。内山は世界ランク375位の
R・ペニストン(イギリス)を逆転で、伊藤は
E・イメル(スウェーデン)をストレートで破り初戦突破を果たしたが、添田は
S・スタコフスキ(ウクライナ)にストレートで敗れ姿を消した。
日本勢では
錦織圭、
西岡良仁、
杉田祐一、
ダニエル太郎が本戦からの出場を予定している。
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