男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は7日、シングルス準々決勝が行われ、
C・ルード(ノルウェー)が
A・ブブリク(カザフスタン)に7-5, 6-1で勝利し、4強入りを決めた。
>>ルードらマドリッドOP対戦表<<>>バーティらマドリッドOP対戦表<<ルードは今大会ここまで、1回戦で第15シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)、2回戦で
西岡良仁を下し、そして3回戦では第4シードの
S・チチパス(ギリシャ)に7-6 (7-4),6-4のストレートで勝利。一方のブブリクは2回戦で第11シードの
D・シャポバロフ(カナダ)にフルセットの末に勝利し、3回戦では今季好調の
A・カラツェフをストレートで退けて勝ち上がり、両者ともに同大会で初の8強入りを決めた。
2度目の対戦となったルードとブブリクの試合は第1セット、互いにサービスキープを続けて迎えた第12ゲームでルードが初のブレークに成功して7-5で先取。第2セットに入るとルードが主導権を握り、第4ゲーム、第6ゲームでブレークし、試合時間1時間8分でブブリクを退けた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトには、ルードのコメントが掲載されている。
「マスターズ1000での準決勝進出は3回目、クレーコートで3大会連続となり、最高の気分。今は人生の中で最高のテニスをしていて、それを楽しんでいる」
「これまでの2回の準決勝では、
N・ジョコビッチ(セルビア)、次に
A・ルブレフに敗れた。明日の相手はどちら(
M・ベレッティーニ(イタリア)か
C・ガリン(チリ))になっても、少なくともこれまでよりランクが下の選手になる。でもどちらも素晴らしい選手なので、(これまでの経験を)生かしていきたいと思う」
「ここマドリッドでも楽しみながら、良いテニスができていると思う。今日はアンフォーストエラーがほとんどなかった。このことは明日のビッグマッチに向けて最大の自信になるだろう」
ルードは4月に行われたロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)で、
D・シュワルツマン(アルゼンチン)、
P・カレノ=ブスタ(スペイン)、
F・フォニーニ(イタリア)らを撃破して4強入りを果たし、現在はキャリアハイの世界ランク22位に位置している。
勝利したルードは準決勝で、第8シードのベレッティーニと対戦する。ベレッティーニは準々決勝で第16シードのガリンを下しての勝ち上がり。
ルードとベレッティーニの対戦成績はこれまでルードの2勝1敗で、直近では2020年のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)の準々決勝で対戦し、ルードが4-6, 6-3, 7-6(7-5)で逆転勝ちをおさめた。
両者の準決勝は現地8日の21時(日本時間9日4時)以降に組まれており、もう一方の準決勝では第3シードの
D・ティーム(オーストリア)と第5シードの
A・ズベレフ(ドイツ)が現地16時(日本時間23時)以降に対戦する。
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