男子プロテニス協会のATP公式サイトは11日、同日に開幕したロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)に第1シードとして出場する世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)のコメントを掲載した。2015年以来6年ぶり3度目の大会制覇を狙う意気込みが語られている。
>>ジョコらモンテカルロ対戦表<<>>【YouTube】ラケット選びの極意Part2 メーカー別の特徴とは、秘密兵器でスイングウエイトを測定<ウインザー池袋店】 Tennis Racket<<2月に行われた全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で優勝して以来 約2カ月ぶりのツアー復帰となるジョコビッチ。今シーズン初のクレーコートの大会に出場する難しさやタイトルへの思いを話した。
「クレーはたくさんの調整が必要だと思う。ボールはイレギュラーにバウンドするし、その時々で予測不可能だ。雨や風、それぞれの状況がコートのコンディションに影響するから、コートが完璧ではないことは普通。もしそんな状態なら、確実に精神的にコート上でしっかりしていないといけない。(クレーは)とてもストレスを感じてしまいがち。なぜなら、あまりウィナーを取れないと感じてしまうから。他のサーフェスではいつもはできるようなサーブで簡単なポイントが取れなかったりするんだ」
「戦術的にももちろん技術的にも調整が必要だ。常にコート上でのポジショニングが変わる。他の速いサーフェスでは、普段リターンから攻めて行くような自分含め多くの選手はクレーではより選択を迫られるかも知れない。色々なリターンを混ぜたり、コートの後方へ深く下がったり、トップスピンのループボールを送ったり、それからラリーへ持ち込もうとしたりいろいろだ」
また、全豪オープン以来の実戦となることについては「これまでのテニス人生でも、数カ月大会に出場していなくて戻って来るような時期が何度かあった。コートでベストの状態だと感じるために準備するようなことはないと思っている。クレーで多くの練習をして来ているから問題ない」と語った。
現在、ジョコビッチはモンテカルロに住居を構え家族とともに生活。大会期間中は面会することは困難だが、これまでとは違った快適さを感じていると明かした。
「家族とともに住んでいるモンテカルロはとても便利だし、気分が良い。身体的にはしっかり準備できていると感じている。いつも練習に来ているクラブで大会に出場するんだ。クラブの回りを歩きながら外で時間を過している。それは普段は多くのファンがいるからする機会がないことだね。歩き回るのが不可能なんだ。今は外へ出て、他の選手の練習や試合をチェックするとこができる。外へ出て新鮮な空気を感じたりできるし、それは僕らにとってとてもうれしく感じられること」
「試合をしていなかった数カ月は精神的にテニスが恋しかった。初戦をとても楽しみにしている」
ジョコビッチは初戦となる2回戦で、世界ランク22位の
J・シナー(イタリア)と同46位の
A・ラモス=ヴィノラス(スペイン)のどちらかと対戦する。
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