テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は21日、男子シングルス決勝が行われ、第4シードの
D・メドベージェフは第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)に5-7,2-6,2-6のストレートで敗れ、悲願の四大大会初優勝とはならなかった。試合後の記者会見では「僕のプレーは悪くはなかったけれど、最高のレベルではなかった」と話した。
>>ジョコや大坂ら全豪OP対戦表<<決勝戦、メドベージェフは30本のアンフォースド・エラーを記録しストローク戦で苦戦。サービスゲームでは4本のダブルフォルトを犯すなどジョコビッチに7度のブレークを許し、1時間53分で力尽きた。
メドベージェフは「もちろん負けはつらい。1回戦であってもグランドスラム決勝でも関係ない。トロフィー獲得に近い方が負けた時はつらい」とコメント。
「今日のジョコビッチの勝ち方は、僕がこの大会で決勝までやってきたようなものだった。ジョコビッチが試合をコントロールして、僕はそのレベルを保つことができなかったのだと思う」
「大会では
A・ルブレフや
S・チチパス(ギリシャ)といったすごいトップ10選手に勝つことができた。でも今日はジョコビッチの方が圧倒的によかった。これより深くは言えない。もっといいプレーができたはずなのは間違いないけれど、今日はできなかった。それが僕がトロフィーを手にできなかった理由」
25歳のメドベージェフは2019年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で四大大会初の決勝に駒を進めていたものの、
R・ナダル(スペイン)に敗れタイトルに手が届かずに終わっていた。
一方、勝利したジョコビッチは同大会9度目のタイトルを獲得。2011年から2013年にかけて達成した3連覇に続き、キャリア2度目の3年連続優勝となった。
また、今回の制覇により、四大大会の優勝回数が18に到達。
R・フェデラー(スイス)とナダルの持つ20度の優勝回数まであと2つに迫っている。
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