オーストラリアテニス協会の公式サイトは15日、女子テニスで世界ランク1位の
A・バーティ(オーストラリア)のコメントを掲載した。テニスの世界にのめり込むきっかけや、当時のコーチのインタビューが掲載されている。
>>【YouTube】綿貫 陽介 苦悩を告白「ダメになるかも」から復活、錦織や西岡らの印象とは<<>>YouTube 綿貫 陽介ラケバ公開、ラケットは頭側が重い? インタビュー後編<<現在24歳のバーティが、地元オーストラリアのブリスベンで初めてテニスを体験したのは4歳のころだった。両親と2人の姉にテニスコートへ連れてこられたバーティは当時、テニスラケットを触るだけで面白く感じ、飽きることなく興味を示していたという。
バーティは当時について「私の最初の記憶は、両親に遊びに誘われたことだった。5歳になるまであと1週間か10日くらいだったと思う。土曜日の朝のレッスンで、8時か8時半のレッスンだった。(コーチの)ジムは私が子ども過ぎるから入れないって伝えたの。ショックだった、ただテニスがしたかっただけだからね」と振り返った。
コーチのジム・ジョイス氏は当時、8歳以上のジュニアにしか指導をしていなかったためそのような対応になったが、ラケットを振るバーティに特別な何かを発見した。
ジョイス氏はバーティについて「あの日のことは今でも覚えてる。アッシュ(バーティ)の特筆すべき点は手と目だった。40年近く選手を指導してきたけど、今まで見てきた中で最も優れていたんだ。あれほどまでに熱心な子どもは見たことがない。雷雨でコートが濡れていても問題じゃないんだ。アッシュはあのテニスコートに行きたがっていた」と語った。
また、ジョイス氏はバーティに4つのルールを伝えた。
1つは楽しむこと、2つ目はいい人になること、3つ目は尊敬し、尊敬されること。そして4つ目は3つのことを行いつつテニスをすればそれがプラスになること。
最後にバーティは、海外を転戦する現在も定期的にジョイス氏と連絡を取り、アドバイスをもらっていることを明かした。
「6歳から8歳くらいにかけてジムと一緒にやっていたトレーニングを、今でも試合前のバックコートでやっている。それがルーティンなの」
バーティはこれまでシングルスで8つ、ダブルスで10のタイトルを獲得。四大大会では、2019年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)シングルスを制している。
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