男子テニスのエルステ・バンク・オープン(オーストリア/ウィーン、室内ハード、ATP500)は30日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)はラッキールーザーで本戦入りした世界ランク42位の
L・ソネゴ(イタリア)に2-6, 1-6のストレートで敗れ、ベスト4進出とはならなかった。
ジョコビッチはこの試合、昨年6月のターキッシュ・エアラインズ・オープン・アンタルヤ(トルコ/アンタルヤ、芝、ATP250)でキャリア初タイトルを獲得した25歳のソネゴに5度のブレークを許し完敗。1時間8分でキャリア初のラッキールーザーからの黒星となった。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトでジョコビッチのコメントを掲載しており「この試合ではソネゴがただ僕を圧倒したんだ。試合のすべての面において彼が上回っていた」と振り返った。
「僕にとってはとても悪い試合だった。でも彼にとっては素晴らしいこと。この結果は彼にふさわしいよ」
勝利したソネゴは準決勝で世界ランク33位の
D・エヴァンス(イギリス)と対戦する。エヴァンスは準々決勝で同20位の
G・ディミトロフ(ブルガリア)をフルセットで下しての勝ち上がり。
同日の準々決勝では第5シードの
A・ルブレフ(ロシア)、世界ランク111位の
K・アンダーソン(南アフリカ)が4強入りした。
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