テニスの全米オープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム）は３日、男子シングルス２回戦が行われ、元世界ランク１位のＡ・マレー（イギリス）は第１５シードのＦ・オジェ アリアシム（カナダ）に2-6, 3-6, 4-6のストレートで敗れ、３回戦進出とはならなかった。会見では「望んでいたレベルではなかった」と振り返った。

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四大大会３勝を誇るマレーは１回戦で世界ランク４９位の西岡良仁と激突。西岡に握られたマッチポイントをしのいで４時間３９分の死闘を制し、辛くも２回戦へ駒を進めていた。

この日は序盤から２０歳のオジェ アリアシムに圧倒され、１度もブレークチャンスをつかめずに２時間７分で敗れた。

「１回戦は肉体的によくできたと思った。先週はＡ・ズベレフ（ドイツ）と長い試合をして、次の試合ではあまりいいプレーができなかった。肉体的に悪くは感じていなかったけど、同じようなことがここでも起きた」

今後のクレーコートシーズンについては「今のところ全仏オープンだけプレーする予定。長い間クレーでプレーしていない。クレーにトライするのはフェアじゃないかもしれない。しばらくの休養が必要だから、ローマに向けては時間がなさすぎる」と語った。

「今のところは全仏オープンだけに出るという計画。それが変わることはあるかもしれないけど、ローマでプレーすることはないだろう」

一方、勝利した２０歳のオジェ アリアシムは３回戦で、第２３シードのＤ・エヴァンス（イギリス）と世界ランク７７位のＣ・ムーテ（フランス）の勝者と対戦する。

同日の２回戦では第２シードのＤ・ティーム（オーストリア）、第３シードのＤ・メドヴェデフ、第６シードのＭ・ベレッティーニ（イタリア）らが３回戦へ進出した。

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