男子プロテニス協会のATP公式サイトは13日、世界ランク47位の
M・キツマノビッチ(セルビア)のインタビューを掲載した。IMGアカデミーへの入学などプロへのきっかけや過去について語っている。
【ダニエル 太郎】前編、ジョコビッチやナダルらに挑むときの考え方とは>>YouTube テニス365チャンネル<<20歳のキツマノビッチは現在自己最高位タイの47位を記録。今シーズンは開幕戦のカタール・エクソン・モービル・オープン(カタール/ドーハ、ハード、ATP250)でベスト4入りを飾ると、2月のニューヨーク・オープン(アメリカ/ニューヨーク、室内ハード、ATP250)でも4強入りを果たした。
インタビューでキツマノビッチは13歳のときに母国セルビアからアメリカのフロリダ州にあるIMGアカデミーに入ったときのことを回想した。
「特に僕の両親にとって難しいことだったと思う。けど、それが当時の僕にとって最良のことであると彼らは知っていたはずだ。両親が僕の夢を追い求めてくれたことをとてもうれしく思っている。英語も話せなかったし、知り合いもいなかった。最初は乗り越えるのが本当に大変だったけど、最終的には本当に楽しい経験だった」
また、IMGアカデミーでの生活については「毎日、毎日コートにいなくてはいけない。やりたくないときでも、ひどいプレーをしているときでも。毎回100パーセントを尽くす必要がある。食事の栄養、試合への考え方、行動。それらに必要なことは基本的に人生でも必要なことばかりだ。それに、自分自身の他にも、助けてくれるたくさんの人が必要だと思う。10代では多くのことを知らないから。その中でバランスをとり、色々なものに取り組む姿勢にならなけらばいけない」と振り返った。
最後にキツマノビッチは「僕はただ単にプレーするのが好きなだけ。コートでのことを楽しんでいるんだ。最終的に楽しめていることを自身に証明したいだけなのかもしれないね」と語った。
男子テニスツアーは現在、新型コロナウイルスの影響で7月13日までの中止が発表されている。
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