男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)は3日、シングルス決勝が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が
D・シャポバロフ(カナダ)を6-3, 6-4のストレートで下して2015年以来4年ぶり5度目の優勝を果たし、今季5勝目、キャリア通算77勝目をあげた。
決勝戦、ジョコビッチはファーストサービスが入った時に81パーセントの高い確率でポイントを獲得。ノーシードから勝ち上がってきた20歳のシャポバロフに1度もブレークを許さず、マッチポイントではフォアハンドのウィナーを決めて1時間5分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトでジョコビッチのコメントを掲載しており「(決勝は)ベストなサービスゲームの試合だったと思う。試合はとても短かった。シャポバロフのセカンドサービスでプレッシャーをかけ、僕はコートの後ろから安定したプレーをして彼にチャンスを与えなかった」と振り返った。
「今週行った試合の中では間違いなくベストなものの1つ。週の後半は本当に素晴らしかった。テニスのレベルが日に日に向上していった」
今回の優勝でジョコビッチはATPマスターズ1000で34勝目をあげ、
R・ナダル(スペイン)の35勝に迫った。
一方、敗れたシャポバロフは、今年10月のイントゥルム・ストックホルム・オープン(スウェーデン/ストックホルム、室内 ハード、ATP250)に続くキャリア2勝目とはならなかった。
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