男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)は31日、シングルス3回戦が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク75位の
K・エドモンド(イギリス)を7-6 (9-7), 6-1のストレートで破り、ベスト8進出を果たした。
>>ジョコらパリ・マスターズ対戦表<<2015年以来4年ぶり5度目の優勝を狙うジョコビッチはこの試合、ファーストサービスが入ったときに89パーセントの高い確率でポイントを獲得。エドモンドにブレークチャンスを与えることなく、1時間22分で8強入りを決めた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトでジョコビッチは「強さやスピードの面で感覚が良い。多くのエネルギーを感じることができている。第1セットはベースラインからあまり良いショットが打てなかった。だが、サービスが良かった。そのおかげでタイブレークを取ることができたと思う」
「第2セットはこれまでのこの大会の中でも最高のセットの1つだ。だから今はとてもポジティブな気持ちでいられる」
ベスト4進出をかけて、準々決勝で第7シードの
S・チチパス(ギリシャ)と対戦する。両者は4度目の顔合わせでチチパスの2勝1敗。チチパスは3回戦で世界ランク18位の
A・デ ミノー(オーストラリア)をストレートで下しての勝ち上がり。
「彼(チチパス)は世界最高の選手の1人。すでに確立されたプレーをする。あらゆる面で素晴らしい万能な選手だ」
同日には第2シードの
R・ナダル(スペイン)、世界ランク27位の
G・ディミトロフ(ブルガリア)、同28位の
D・シャポバロフ(カナダ)、同35位の
JW・ツォンガ(フランス)らが8強入りを決めた。
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