女子プロテニス協会のWTAは29日に公式サイトで、資生堂WTAファイナルズ・深セン(中国/深セン、室内ハード)に第3シードで出場した
大坂なおみが右肩の負傷により棄権すると発表した。
WTAの公式サイトには大坂のコメントが掲載されており「最終戦を棄権しなければいけなくなってしまい、とても残念。深センは素晴らしい大会で、最も大きな大会。こんな形で大会やシーズンを終わらせたくなかった。来年深センに戻ってこれることを願っている」と語った。
レッド・グループの大坂は27日に第6シードの
P・クヴィトバ(チェコ)をフルセットで下して初戦を白星で飾っていたが、28日に肩の痛みを感じていたと明かした。
「試合の翌日に目が覚めて、(肩が)ずきずきするような感じだった。前日は全くサービスが打てなかった。5年前くらいに肩を痛めたけど、大きなけがではなかった。17歳くらいの当時、タイにいた時だった。休めればよかっただけだった。そんな感じであってくれたらと願っている」
今シーズン、大坂は5月のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、プレミア5)で右手親指を負傷、8月のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、WTAプレミア)では左膝にけがを負い棄権していた。
その後のアジア・シーズンでは、東レ パン・パシフィック・オープン(日本/大阪、ハード、WTAプレミア)とチャイナ・オープン(中国/北京、ハード、WTAプレミア・マンダトリー)で2大会連続の優勝を果たしていた。
「すぐに手術が必要なけがではないのは確かだと思う。まだ手術に至るようなけがをしたことはない。それはラッキーだと思っている。骨に関してのけがだとしたら、腕を上げたりできないはず。でも、それはできる。ちょっと痛みがあるだけ」
【レッド・グループ】(1)
A・バーティ(オーストラリア) 1勝0敗
(3)大坂なおみ 1勝0敗
(6)P・クヴィトバ 0勝1敗
(7)
B・ベンチッチ(スイス) 0勝1敗
【パープル・グループ】(2)
Ka・プリスコバ(チェコ) 0勝1敗
(4)
B・アンドレースク(カナダ) 0勝1敗
(5)
S・ハレプ(ルーマニア) 1勝0敗
(8)
E・スイトリナ(ウクライナ) 1勝0敗
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