男子テニスの珠海選手権(中国/珠海、ハード、ATP250)は24日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク413位の
A・マレー(イギリス)が同69位の
T・サングレン(アメリカ)を6-3, 6-7(6-8), 6-1のフルセットで破り、初戦突破を果たすとともに、シングルス復帰後ツアー初勝利をあげた。
この試合、マレーはサングレンにブレークチャンスを与えることなく第1セットを先取。続く第2セットでもブレークを許さずにタイブレークに突入するも、これを落としセットカウント1-1に追いつかれる。
迎えたファイナルセットでは5本のサービスエースを決めるなど、ファーストサービスが入ったときに100パーセントの確率でポイントを獲得。リターンゲームでは2度のブレークに成功し、2時間41分の熱戦を制した。
マレーは8月のラファ・ナダル・オープン(スペイン/マヨルカ、ハード、ATPチャレンジャー)でシングルス復帰後初勝利をあげていたが、ATPツアーでは2019年開幕戦のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)以来の勝利となった。
男子プロテニス協会のATP公式サイトではマレーのコメントが掲載されている。
「今日の打球はとても良かったと思う。動きも、サービスも良かった。もっとうまくできると思うことはあるが、間違いなく進歩はできた。それが5パーセントか10パーセントかどうかは分からないが、数週間前にプレーしたときよりも良かったと思う」
「もし1月に今日のような試合をした場合、次の日、もしくは2日後でもまた試合することはできないだろう。痛みと不快感があるだろうから。今、僕は疲れていて筋肉も疲労を覚えているが、(手術をした股関節を含む)臀部周りは本当に調子が良いと感じている。それは非常に前向きな感情で、満足している」
32歳のマレーはベスト8進出をかけて、第7シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)と対戦する。デ ミノーは1回戦で世界ランク79位の
J・ミルマン(オーストラリア)をストレートで下しての勝ち上がり。
「楽天ジャパンオープンテニス」
国内で行なわれる唯一の男子テニスATPツアー。改修後、初となる有明テニスの森公園での熱戦の模様を放送する。
【放送予定】
9月30日(月)~10月6日(日)連日生中継[第1日無料放送]
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