テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は大会初日の26日、男子シングルス1回戦が行われ、第7シードの
錦織圭が世界ランク153位の
Q・アリス(フランス)を6-2, 6-3, 6-4のストレートで下し、5年連続8度目の初戦突破を果たした。試合後の会見では「ここ2カ月のクレーの中でも自信になるものだった」と手応えを得ていた。
>>錦織ら全仏OP対戦表<<>>錦織2回戦 1ポイント速報<<この日、錦織はワイルドカード(主催者推薦)で出場した地元フランス出身のアリスから第1セットを31分で先取する好スタートを切り、第2セットも主導権を握り圧倒。
第3セットは第1ゲームでブレークを許すと、そこから潮目が変わり、ポイントを獲得するアリスへ大きな声援がおくられた。錦織もアウェーの空気に耐えて第6ゲームでブレークバックするが、直後の第7ゲームで再びサービスゲームを破られ、流れを失いかけてしまう。
その後は互いにブレークを奪い合う激しい展開となり、第9ゲームで錦織がサービスキープして自信を取り戻すと、第10ゲームでは4度目のマッチポイントを手にし、1時間59分で終止符を打った。
錦織は「やりにくさはもちろんあった。彼(アリス)の好きなコースやパターンがほぼわからない状態だったけれど、コーチたちとチェックしてきた」と語った。
リードを許した第3セットについては「彼の強打が入ってきたから、少し危ない場面もあったけど、それも長くは続かなかったと思う」と振り返った。
2回戦では、世界ランク85位の
JW・ツォンガ(フランス)と同96位の
P・ゴヨブジク(ドイツ)の勝者と対戦する。
2試合続けて地元選手の可能性があることに関して、錦織は「ツォンガはトップクラスのフォアとサービス、前に出るパターンがうまい選手。脅威ではあると思う」と警戒した。
同日には第3シードの
R・フェデラー(スイス)、第6シードの
S・チチパス(ギリシャ)、第11シードの
M・チリッチ(クロアチア)らも2回戦へ駒を進めた。
昨年ベスト4へ進出した第16シードの
M・チェッキナート(イタリア)は初戦で姿を消した。
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