男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は16日、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク40位の
P・コールシュライバー(ドイツ)を6-3, 4-6, 6-4のフルセットで破り、辛くも初戦突破を果たした。
>>錦織vsエルベール 1ポイント速報<<>>錦織らモンテカルロ対戦表<<2015年以来4年ぶり3度目の優勝を狙うジョコビッチは第1セットを先取したが、第2セットではブレークを許した際にラケットを破壊。ファイナルセットもミスを重ねるなど苦戦するも、コールシュライバーに握られた4本のブレークポイントをしのぎ、2時間36分の熱戦を制した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはジョコビッチのコメントが掲載されており「アップダウンがあったし、コートでは少し鈍さも感じた。もちろん、難しい場面もあった」と振り返った。
今年3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)3回戦でコールシュライバーに苦杯を喫していたジョコビッチは「フィリップ(コールシュライバー)はインディアンウェルズで僕を倒した。それは1カ月未満に起きたことだから、当然頭の片隅にあった。彼は色んなリズムを混ぜたり、いいプレーをしたのは、さすがだった」と語った。
3回戦では、世界ランク24位の
D・シュワルツマン(アルゼンチン)と同65位の
T・フリッツ(アメリカ)の勝者と対戦する。
「この勝利を受け入れて、次の試合は少しでもいいプレーができたらと願っている。なぜなら、この大会で上位へ進みたいと望むなら、確実に自分のテニスをレベルアップさせなければいけない」
「クレーの最初の試合で2時間半の時間をコートで費やせたのはよかった。このサーフェスは肉体的に労力が必要。技術的にも、1ポイントを作り上げなければいけないし、忍耐が必要。ボールに、よりスピンをかける必要がある。練習で試合形式のゲームは何回もしていたけど、緊張する公式戦は全く違う」
同日の2回戦では、第9シードの
B・チョリッチ(クロアチア)と第11シードの
M・チェッキナート(イタリア)が3回戦へ進出。第7シードの
M・チリッチ(クロアチア)と第8シードのK・カチャノフは初戦で姿を消した。
「男子テニスATPツアー マスターズ1000 モンテカルロ」
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