女子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、プレミア・マンダトリー)は27日、シングルス準々決勝が行われ、第2シードの
S・ハレプ(ルーマニア)が第18シードの
ワン・チャン(中国)を6-4, 7-5のストレートで下し、2015年以来4年ぶり2度目のベスト4進出を果たした。
>>マイアミOP対戦表<<この試合、ハレプは5度のブレークを許したものの、自身はそれを上回る7度のブレークに成功。1時間37分で勝利した。
また、世界ランク3位のハレプはあと1勝し決勝に駒を進めた時点で、4月1日に発表される世界ランクで1位に返り咲くことになる。
女子テニス協会のWTA公式サイトでハレプは「また世界ランク1位になるには、あと1試合勝てば良いとコーチから知ったところ。それはかなり頭の中に残ると思うし、またそんな位置にいられることをうれしく思っている」とコメントした。
続けて「2カ月のオフシーズンから、またこんなに早く1位に近付けるなんて思っていなかったから、とても自信に繋がる。きっと大きな挑戦になるはず。しかし、そんなプレッシャーがありながらプレーするのは好き。だから、明日はベストのプレーができたらと願っている」
「世界1位でいることはどの日も特別な日。だからそこにいたい。それが明日達成できるのなら、とても誇りに思えること。この大会へ来たときは、世界1位に戻れるチャンスについてなど考えていなかった。そこはかなり遠かったし、それについて考えたくなかった。でも今はそこまであと1勝。ちょっとプレッシャーになってしまうけど、言ったように、プレッシャーがあるところでは良いプレーができる。それに大きな挑戦。だからそれを考えるのは何も否定的なものはない」
現在の自身の調子については「今は更に良くなっている。以前と比べて遥かに良くなっている。ここまでの2年は、否定的な気持ちから負けてしまった試合はそれほど多くはなかったと思う」とした。
また、昨シーズンまでコーチ関係にあったD・ケイヒル氏について問われると「彼(ケイヒル氏)は全てのことに対してとても前向きでリラックスしている。どうやって前向きになれるかを学ぶように努めていた。なぜなら、以前の自分はいつも否定的だったから。それは自分の性分なんだと思う」
「そんな否定的な気持ちのせいでタフな試合を負けてしまったあと、自分で自分自身を苦しめていると彼に言われた。だから試合に勝てないんだと。私のテニスは最高なのに。彼には本当に感謝したい。頭の中の全てをひっくり返してくれて、ボタンを切り替えてくれる」と感謝の言葉を口にした。
27歳のハレプは決勝進出をかけて、準決勝で第5シードの
Ka・プリスコバ(チェコ)と対戦する。両者は10度目の対戦でハレプの7勝2敗。27歳のプリスコバは準々決勝で世界ランク59位の
M・ボンドロウソワ(チェコ)をストレートで下しての勝ち上がり。
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