男子テニスのロレックス・上海マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)は13日、シングルス準決勝が行われ、2連覇と3度目の優勝を目指していた第1シードの
R・フェデラー(スイス)は第13シードの
B・チョリッチ(クロアチア)に4-6, 4-6のストレートで敗れ、決勝進出を逃した。
>>ジョコvsチョリッチ 1ポイント速報<<>>上海マスターズ対戦表<<フェデラーは今年のゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)決勝に続きチョリッチに2連敗。対戦成績は2勝2敗となった。
男子テニス協会のATPには「彼(チョリッチ)のサービスであまりチャンスがなかった。彼についていくには自分のサービスゲームでよりよいテニスをすべきだった」とフェデラーのコメントが掲載されている。
「それでも悪くはなかった。ラリー戦で彼の方がよりパンチがあったと思った。今週はたくさんの試合をしたけど、正直自分のテニスや、全米オープン後の自分の体の反応には満足している」
「全体的にとてもいいと感じていた。バーゼルやロンドン、そしてきっとパリへ向けて築き上げられるものが確実にある。今週の体の状態にも満足している」
プレーに関しては「リターンもよかった。サービスもまずまず。もう少しよくできたかもしれない。ブレークされるようなプレーではなかったと思う。それが普段とちょっと違った。このコートは最高のボールが打てるコートだと思う。シンシナティは自分のテニスがどこにあるのか分からなくなって大会が終わったけど、今は素晴らしいリズムのようなものを感じている。悪くはない」と語った。
今後は10月22日からのスイス・インドア(スイス/バーゼル、室内ハード、ATP500)に出場予定。
一方、勝利した21歳のチョリッチは「ATPマスターズ1000」初優勝をかけて、第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と決勝で対戦する。両者は3度目の対戦でジョコビッチの2連勝中。
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